前回の超初級編では「睡眠」を中心に活力を整える方法をご紹介しました。今回は、その次のステップとして「日中のリフレッシュ習慣」に焦点を当てます。
実は、日中の過ごし方や小さな休息の取り方が、夜の睡眠の質や翌日の活力に直結することが多くの研究で明らかになっています。
「なんだか疲れが抜けない」「集中力が続かない」…そんなときこそ、体と心をリセットする“リフレッシュ習慣”が必要です。ここでは、初級者でも始めやすく、エビデンスのある3つの方法をご紹介します。
リフレッシュ習慣が活力に効く理由
自然との触れ合いはストレスホルモンを抑える
米ハーバード大学の研究によると、1日20分間の自然環境での活動が、ストレスホルモン(コルチゾール)を有意に低下させることが確認されています。森林や公園に行けなくても、街路樹のある道を歩くだけでも効果は期待できます。
マイクロブレイクで集中力&気分をリセット
「マイクロブレイク」とは、1〜2分程度の短い休憩のこと。
研究によれば、短時間の休憩でも脳の疲労回復や集中力向上に効果があることが示されています(PMCID: PMC6585675)。特に長時間デスクワークをする人には有効です。
深呼吸・瞑想は脳と体に直接安らぎを与える
深呼吸や瞑想は、自律神経の副交感神経を優位にし、脈拍や血圧を下げ、リラックス状態に導きます。寝る前の5分間だけでも、心拍数の安定や睡眠の質向上に効果があります。
今日からできる!取り組みやすいリフレッシュ法3選
① 自然の中を20分歩く(週3日〜)
- 近所の公園や緑の多い道を、スマホを見ずに歩く
- 可能であれば朝の時間帯に歩くと、日光浴もできて一石二鳥
💬 運営者の体験談

デスクワーク続きで気持ちが沈みがちなとき、朝に公園を20分歩くだけでその日のやる気が全く違うことに驚きました。歩いた後は頭もスッキリして、午前中の仕事効率がぐっと上がります。
② 1時間ごとに30秒の深呼吸やストレッチ
- PC作業や読書の合間に肩回しや首のストレッチ
- 呼吸は4秒吸って→4秒止めて→4秒吐く「4-4-4呼吸法」が効果的
💬 運営者の体験談

以前は気づいたら2時間以上座りっぱなし…という日もありましたが、タイマーを1時間ごとに設定して立ち上がるようにしたら、肩こりと腰のだるさが激減しました。
③ 寝る前5分の瞑想・深呼吸
- 照明を落とし、静かな環境で呼吸に意識を向ける
- 瞑想アプリやYouTubeのガイド音声を利用してもOK
💬 運営者の体験談

寝る直前までスマホを触っていたときは寝付きが悪かったのですが、スマホを触らず瞑想を取り入れてからは布団に入って3分ほどで眠れるようになりました。
続けるためのコツ
- 全部やらなくてもOK:まずは1つから始めてみる
- 記録する習慣:手帳やアプリに○をつけるだけでも達成感がある
- 環境を整える:公園の位置や瞑想用アプリをあらかじめ用意しておく
まとめ・次のステップへ
小さなリフレッシュは、活力を底上げする“投資”です。
次は「生活習慣 中級編」で、より効果的なセルフケア法や器具を使った方法をご紹介します。
コメント